ネットワークを高速化しよう(その2)。

高坂 博之 2013/09/17 22:20:26
せっかくSambaのバージョンアップを決行したので、軽くベンチマークを取得してみた。
※例の如く、あくまでの私の自宅LANでの結果なので参考程度に見てください。
 
・Samba 3.5.21(SMB 1.5)
CrystalDiskMark_Samba3
 
・Samba 4.0.9(SMB 3.0)
CrystalDiskMark_Samba4
 
ファイルサイズの大きいものを取り扱うときに、かなりの効果が発揮されるようです。
やりますねぇ。残念ながらWindows Server 2012のファイルサーバーが手元に無いため本物のSMB 3.0とは比べられない。
 
以下は、我が家の他のディスクへのベンチマークです。
 
・ReadyNas iSCSI
CrystalDiskMark_iSCSI
 
iSCSIのほうがSMB 3.0より高速かと思っていたのですが、ファイルサイズの大きなものを取り扱うときはSMBに軍配が上がりました。
 
・TOSHIBA THNSNF256GMCS(Ultrabook内蔵のSSD)
CrystalDiskMark_SSD
 
さすがに内蔵のSSDはかっとびですね。
 
・SanDisk Extreme USB Device 64G(USB3で接続したメモリ)
CrystalDiskMark_USBMEM
 
こちらもSSDには勝てませんがやはりメモリは早いですね。
 
・ASMT 2105 SCSI Disk Device(USB3接続のHDD)
CrystalDiskMark_USBHDD
 
USB3での接続とはいえHDDは遅いですね。SMB 3.0で接続したNASのほうが若干早い。
 
我が家ではUltrabookしかパソコンがない状態なので内蔵HDDとの比較はできませんが、SMB 3.0だとネットワーク経由でもそこそこ早いということがわかりました。ベンチマークという目に見える形にすると速さが現れて嬉しいですね。
 
私が愛用しているNASは、ReadyNAS Ultra6 Pro RNDU6000という物です。
 
メモリは1Gしか搭載されておらず、交換・増設も可能とのことなのでいつかチャレンジしようと思います。
お客様のネットワークと接続するためにLinux版のSoftetherを動作させたりしているので、メモリの空きが少なかったです。
もしかするとメモリを増設すれば、SMBの処理速度も改善されるかも・・・。
 
ささっとできるレベルのベンチマークテストでした。
どなたかの役に立てればよいですね。
 
ReadyNASはNTT-Xなどで売価が下がっていることがありますよ。
私もNTT-Xの叩き売り?キャンペーンの底値を狙って購入しました。
 
カテゴリー:運用系情報

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